デジタルDJとは
DJとはそもそも「Disc Jockey」の省略形の事で、クラブやダンスホール等でその場の雰囲気に合う曲をチョイスし、次々と曲を流して人を乗せるエンターティメンターの事を言います。
イメージとしては、スクラッチを主流としたターンテーブルのDJが強いかも知れませんが、最近はこのような新しいスタイルのDJも生まれています。
このデジタルDJは、PCでDJ用のソフトウエアをコントロールし、MIDIコントローラやマウス、キーボード等を駆使してプレイをするDJの事を言います。
海外でこのコンピュータシステムを使ったデジタルDJと言うネーミングは既に定着されてるようです。
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デジタルDJのメリット
コンピュータを使用する事で、レコードを持ち運ばず、全てデータで管理出来るので、音源を持ち運ぶと言う必要が無い為、とてもコンパクトにまとめる事が出来ます。
その為、自宅でもクラブでも場所を取らず、初心者にも嬉しいスタイルです。
大音量で練習したければ、防音設備の整っているカラオケボックスに持ち込んで、デジタルDJの練習をする事も可能です。
必要なものは音源データとコンピュータのみで、後はPC内に取り込んだデジタルDJ用のソフトを使えば始められます。
更に「DJコントローラ」を使う事で、マウスやキーボードを使用せずにDJを始めると言う事も可能なのです。
この、「DJコントローラ」ですが、種類は様々で例えばパソコンを使わないオールインワンと言ったタイプのもの、ターンテーブルとミキサーが分かれたタイプのもの等、様々な種類があります。
デジタルDJのデメリット・今後のDJスタイルの変化
DJのスタイルには、様々なものがあります。従来の、レコードプレイが主流のアナログDJ
、そして、近年シェアを伸ばし続けているCDJ。そして、今回取り上げるデジタルDJ。
しかし、このデジタルDJのデメリットとしては、見た目的には、ターンテーブルで場所を取るオールドスタイルなアナログDJには見劣りすると言う意見があります。
それに、コンピュータが完全に命なのでもしウイルスに感染してしまったり、破損などして起動が出来ない状況になってしまったら、仕事が全く出来なくなってしまうのがデメリットです。
それでも、時代の流れでアナログスタイルが減って来ていると言われている今、そして楽曲もフリーでダウンロード出来る媒体が広がり続けてる今、パソコン1台でデータベースを全て管理出来ると言うのは大きいです。
これからはますますシェアを伸ばして行きそうなスタイルです。
勿論機材的な面や操作的な面で覚えなければならない事は沢山ありますが、初心者でも取りつきやすいスタイルなので、これからDJを始めてみようと言う方は、デジタルDJから始めてみるのもいいかも知れません。
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