今からDJを始めるにはどうすればいいか
DJを始めるには、2つ最低限やらなければならない事があります。
1.DJとはどんなものか?DJとしての心構えを身に着ける
少し硬く見えてしまうかも知れませんが、そんなに難しく考える事はありません。
ただ、冒頭で述べた、「クール、オシャレ、モテる」だけをミーハー視点で考えて、ただ部屋にターンテーブルを1つ持ってるからと言ってDJと名乗る事も可能です。
しかし、広く言えばDJとは、”ミュージシャンであり、ダンスホールやナイトクラブ等でお客さんを躍らせて楽しませるパフォーマー”とも言えます。
ミュージシャンであるとなると、ピアニストやサックス奏者のようにテクニックが必要となって来ます。例えばミックスの知識は絶対的に不可欠だし、アナログを使うなら、スクラッチのテクニック、最近流行りのPCDJならばマッキントッシュの知識等も要求されます。
ただ、楽器奏者と少し違うのは、演奏をして音楽を作り上げる事では無く、既存の他人の音楽を提供すると言う所にあります。(勿論オリジナルのサウンドトラックをクラブで流してるDJも居ますが、ここでは広く一般的な見解です。)
上辺だけしか見てない方であれば、他人の音楽を提供するのだから、
「ピアニストのようなハードな練習は必要無いだろう。音楽を掛けるんだったら俺にも出来る」って言う甘い解釈があるかも知れませんが・・・、
例えばホールの中で自分が選曲した曲が全く盛り上がって居なかったら、盛り上がりそうな曲にしなくてはなりません。盛り上がってる曲ばかりだとお客さんも疲れてしまいます。
時には場の雰囲気を読んでメロウな曲にクールダウンしなければなりません。
ギャルが多ければ今時の曲をチョイスした方が良いかも知れません。少し年配の方が居た時には、オールディーズ的な曲を用いた方が良いかも知れません。外国人が来ていたら、またそれが黒人だったら、白人だったら、ファッションがB系だったら、一般人ぽかったら、スーツのサラリーマンだったら…。
このように、場の雰囲気を瞬時読んで、居る人を見て、そして雰囲気を見て曲をチョイスしなければなりません。
そうする為には、勿論膨大な曲の知識が必要です。本当に膨大です。良く、レコード屋さんで食い漁るようにレコードの山を吟味してる方など、見た事ありませんか?そして大量にレコードを買っていく。あれは、こう言った知識をつける為でもあります。
その知識に加え、ターンテーブルの知識、PCの知識、ミキサーの知識、その他音響サウンドシステムへの知識。
そのようなものが問われてきます。勿論、知識と言う物は今日明日本を丸覚えして覚えると言う学生時代の世界史の勉強とは違います。
日々、DJである事に自覚を持ってハングリーに音楽を吸収する姿勢が、趣味であれプロ志向であれ、お客さんを楽しませると言う最終的な結果に繋がります。
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2.機材を持つ事
サーファーやボーダーの件をまた例に取りますが、このようなスポーツをするにもボードが必要となって来るように、DJを始めるにしても絶対的に必要となって来るのが機材です。
先ず、今はアナログDJ、CDDJ、PCDJなど、DJのスタイルにも色々ありますが、例えばアナログDJをやるならば必ず必要なのが、ターンテーブル。最悪ミキサーが無くても、自宅でこれがあればDJ的な感覚の初歩を掴む事が出来ると思います。
CDDJならば「CDJ」そして、PCDJならば勿論パソコン(マッキントッシュ推奨です)
とりあえずこのような機材を用い、自宅でどのようなシステムなのかを先ず確認する事が先決です。
用途がわかってくれば、例えばターンテーブルとミキサーが別ならばミキサーを用意する必要がありますし、実際に会場でプレイするとなれば、オーディオ端子、スピーカー、ヘッドフォン等も必要となって来ます。
そして最後に。DJをやるのであれば、”俺はDJだ!”と言う確固たる気持ちと、そして”DJが好き、音楽が好き”その気持ちを持ち続けている事が大事です。
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